2024年 8月の星空を撮る


2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -観察・撮影のまとめ- 


今年最初に撮影したペルセウス座流星群2024は08月06日23時35分の流星だった(写真は本ページの下に掲載)。ペルセウス座流星群の放射点からペガススの四辺形を横切って流れた流星は紛れもないペルセ群だった。ペルセウス座流星群の活動期間は7月22日頃~8月24日頃と考えられているので、十分に活動期に入っていたと考えられる

極大前の08月10日から極大を過ぎた13日未明まで3夜にわたって連日撮影を続けた
08月10/11日の撮影時間は3時間42分。11/12日の撮影時間は5時間10分、12/13日の撮影時間は5時間54分。3夜の総撮影時間は14.8時間だった
8月10日の月没は21時32分、8月12日の月没は22時26分。放射点が高く上がる頃には月没後となり月明かりに邪魔されない好条件での撮影が期待できた

天候は
10/11日は快晴で雲量0、11/12日は雲量1から雲量0の快晴、12/13日は始め雲量0の快晴で23時を過ぎる頃から雲量8~9の曇りとなった。また快晴の夜であっても空気中の水蒸気量は多く、相対湿度が高いため結露が酷くて結露防止のためレンズヒーターによる保温が欠かせなかった

使用機材はカメラは SONY α7RM5 と同じくSONYの α7M4 の2台。単焦点超広角レンズの FE 14mm F1.8 GM と超広角ズームレンズ FE 12-24mm F2.8 GM を使用することを基本とし、近隣施設の光害が激しい時間帯から撮影した初日夜については、FE 20mm F1.8 G レンズにサイトロン・スターエンハンサーを前面に装着して光害を低減させることにした。FE 12-24mm F2.8 GM、FE 14mm F1.8 GM レンズにはリアフィルターにLEE SP-31 ソフト №1を用いている。今回は使用しなかったがケンコーのリア プロソフトンフィルターを使用する場合は№050をリアフィルターホルダーに装着することになる。№050はプロソフトンクリアとほぼ同等の控え目なソフト効果が期待できる。使用した赤道儀は重量のあるレンズ FE 12-24mm F2.8 GM を装着したカメラは赤緯軸を延長してカウンターウェイト1.8㎏でバランスをとったビクセンのAP赤道儀にセットし、もう1台のカメラはサイトロンのNew nano.tracker II にセットした。いずれの赤道儀・カメラもモバイルバッテリーから給電したため、バッテリー交換のためのタイムロスはなかった

以下の表は08月10/11日、11/12日、12/13日に撮影した流星の一覧。撮影時刻はそれぞれのカメラのIXIFによる。2台のカメラの時刻を秒単位で正確に合わせることは困難なので、EXIFには1秒程度の相違となることがある
群流星と散在流星を撮影後に画像で識別している。撮影できなかった流星には11日21時15分の火球がある。まだ放射点は東の山稜に隠れていたが、全天を横切る長経路の火球で痕を伴っていた。先に記したように撮影準備中に流れた長大なものだった
大変残念ながら最も多くの流星が期待された12/13日の夜は12日23時頃から全天を雲が覆って雲量8~9という状態だった。この夜は雲が覆い始めてからは稼働カメラを1台として薄明が始まる直前まで撮影を続けた

識別できた群流星は10/11日は5流星、11/12日は13流星、13/14日の夜は5流星だった。最終日は23時頃にはほぼ全天を雲が覆ったが、雲が覆うまでは11/12日の夜とほぼ同じ1時間あたり4流星だった。12日の21時台に4つの群流星を確認しているので、この結果から13日の0時台以降にはさらに多くの流星が流れたと考えられるる。なお予想された極大は8月12日22時42分(日本時)だが、放射点の高度が高くなる13日3時頃にはさらに多くの流星が流れたはず。その頃には残念ながら見渡す限りの雲だった





















2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -7- ( 8/31 画像を追加)




街明かりと靄の中 始まる天体ショー

8月10日の月没は21時31分。しかし月没後も周辺施設の照明がこれでもかと夜空を照らす。照明の上方光束が星空の観望を妨げている、とはこのようなことをいう
流星群の季節になると遠くから小さなお子さんを連れた家族連れがよく村を訪れる。そして決まって「星のふるさと」というからもっと星が見られると思ったのに、と話される。それを聞くたび、なんとかならないものかと思うが、深夜まで二輪・四輪を問わずに暴走車両がけたたましい音を立てて走る国道と化すから、照明の問題だけではない。ときどき鹿が衝突したのだろう、ちぎれたバンパーが転がっていることもある

上の写真はもやっとした靄が東南から押し寄せ、また薄雲が街明かりを反射して夜空の星を隠している。何とかならないかと、光害カットフィルターと弱いソフト効果を併せ持つサイトロン・ジャパンのスターエンハンサーをレンズ前面に装着すると、光害が収まるにつれて少しずつ星空が姿を見せ始めた

天頂近くの夏の天の川のまっただ中に輝く1等星がはくちょう座のデネブ。よく見ると北アメリカ星雲とペリカン星雲もぼんやりと姿を見せている。星の巡りで秋の到来を告げるカシオペヤ座の「W」の右にはアンドロメダ座大銀河M31。その右上には秋の四辺形が現れ季節を告げる
カシオペヤ座の下にはペルセウス座の二重星団hχ

眼の暗順応が進んだおかげもあって、これならと心を定めて星空を見続けていると、一筋の流星が流れた


----------------------------------------------------

20mm、ISO1600、f2、25秒、マニュアルWB、サイトロン スターエンハンサー、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7M4 + FE 20mm F1.8 G

2024年8月10日22時31分




2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -6-




贅沢な競演

秋の天の川のほぼ中央にペルセウス座流星群の放射点がある。上の写真には秋の星座カシオペヤ座のすぐ下にペルセウス座があり、二重星団hχが見える。この時の放射点高度は49.093°と天頂に達するかというほど高く上っている。左下の山稜に向かって群流星が1つ流れた。ペルセ群特有の高速流星で、エメラルドグリーンからオレンジ色へと色の変化が美しい

ペルセウス座の右にはおうし座が、下にはぎょしゃ座が顔を出し、星巡りの季節は秋から冬へと変わろうとしている
おうし座のヒアデス星団の一角に1等星のアルデバランが赤く輝き、白く輝くぎょしゃ座の1等星カペラとの対比が美しい。しばらくすると、ヒアデス星団のすぐ左の山際から木星と火星が近接して顔を出した。白く明るく輝くのが木星、その上で赤く火星が輝いている

これほど見事かな競演があろうかと、深夜の山中で星空を身続けた


----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、30秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月10日25時34分 (時刻は30時間制)




2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -5-






----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、30秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月10日24時27分 (時刻は30時間制)




2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -4- (順次掲載中)







ペルセウス座流星群の夜 1

----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、20秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7M4 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月12日21時51分






ペルセウス座流星群の夜 2

----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、25秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7M4 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月12日22時21分






ペルセウス座流星群の夜 3

----------------------------------------------------

12mm、ISO2000、f2.8、25秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 12-24mm F2.8 GM

2024年8月12日21時15分




2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -3-




ペルセウス座流星群・火球

秋の天の川の中にペルセウス座の二重星団hχがある。11日24時50分、ほぼその付近にあるペルセウス座流星群の放射点から高速火球が流れた。12mmの超広角レンズで撮影。ノートリミングから分かる通り、長大な火球だった

11/12日は11日21時15分、24時32分、24時50分と立て続けに火球が流れ、息をつく間もないほどだった
エメラルドグリーンからオレンジへと色の変化が美しい

----------------------------------------------------

12mm、ISO2500、f2.8、30秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 12-24mm F2.8 GM

2024年8月11日24時50分 (時刻は30時間制)




ペルセウス座流星群の夜 流れる散在流星






ペルセウス座流星群の夜 流れる散在流星  -流星痕を追加 (8/29)

ペルセ群の放射点付近をぼーっと眺めながら群流星を待っていると、予想もしない方向から明るい流星が流れた
くじら座の方向からおうし座に向かって流れ、プレアデス星団とヒアデス星団の間で爆発した
短経路の流星だったが流れた後には痕が残り、おうし座にしばらく漂っていた
上の写真ではちょうどアルデバランが山際から出現している

この散在流星が流れた後に流星痕が漂った。散在流星を撮影した1分後の写真に写っているプレアデス星団(昴)の右下に、青白い煙のように見える流星痕が写っている
流星が流れた後に光跡に沿って淡く輝く痕跡が残ることがあり、これを流星痕という。1分から長いものでは数10分にわたって残る場合もり永続痕と呼ばれている。地球の大気に突入した流星物質が、高温で溶解した時に発するプラズマなどが光っていると考えられている

----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、30秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月10日25時19分 (時刻は30時間制)、流星痕の写真は25時20分、一部を切り出し(時刻は30時間制)




2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -2-




 8月11日24時32分 + 25秒  + 50秒
   
 + 75秒  + 100秒
   


ペルセウス座流星群・火球 と 流星痕

8月11日24時32分の火球。フルサイズ14mmで撮影、ノートリミング
レンズの焦点距離から分かるように、長大な火球だった
上の流星痕の写真は11日24時32分の火球の流星痕。流星痕は24時36分までおおよそ4分間確認できた

8月11/12日の夜は眼視も含めて3つの火球を確認した。最も早いのは11日21時15分で、赤道儀を設置している最中に流れた。予想外の早い時刻で慌てた。放射点は山稜の下に隠れていたが、その分経路は長大だった。21時15分火球は流星痕を伴い、流星痕は全天を横切って長時間漂った

----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、25秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7M4 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月11日24時32分 (時刻は30時間制)









月による恒星の掩蔽(スピカ食)




2024年の伝統的七夕の日、8月10日夕方に月がおとめ座の1等星スピカを隠す星食がおきた
事前のシミュレーションによると揖斐谷ではスピカは20時19分に月の暗縁に潜入し、20時51分に反対側の明縁から出現する。上の写真は潜入の直前の20時15分に撮影したもので、この後に月の暗縁に潜入したスピカは突然見えなくなり、しばらくして月は西の稜線に沈んだ。残念ながらスピカの明縁からの出現は撮影できなかった

星食は月の通り道が近い黄道付近の恒星ではしばしば起きる。今回のようなスピカ食は次回は12月25日の03時半頃に起きる。下弦を過ぎたばかりの月が掩蔽する
前回は2013年8月12日だった。そういえばペルセ群の極大直前だった

なお星食はおよそ18年の周期で起きる。今回のスピカ食は2025年11月まで続き、この間に地球上のどこかで毎月スピカ食が起きている
今回見られなかった人は今年のクリスマス当日にぜひ観察をオススメしたい
そういえば、どうでもいいことだけれど、当日は私の誕生日。いや、全く、どうでもいい話で失礼




秋の星空を代表する アンドロメダ座大銀河 M31




アンドロメダ座大銀河、メシエ番号はM31

日本から肉眼で見ることのできる銀河としては最大のもの。スマホを片付け、街灯や走る車のヘッドライトを目に入れないようにして1時間ほど夜空だけを眺めると暗順応が進む。そしてカシオペヤ座を目印にすると見つかる
M31は伴銀河のM110とM32を伴う

宮澤賢治の「星めぐりの歌」の歌詞は、「アンドロメダの くもは さかなのくちの かたち。」
宮澤賢治の時代は「アンドロメダ大星雲」と認識されてた

ペルセウス座流星群の放射点が昇るまでの時間を利用して赤道儀と屈折鏡筒を据え付ける
あとは、ほったらかしを決め込んで、撮影終了後にダークフレームを取得して撤収
時折雲が流れてきて、空気は湿度をたっぷりと含んでいる。まだ夏の星空、そのもの

屈折鏡筒の錫箔のスペーサーをリングスペーサーへ換装しているので、変な光芒が出ることもなく星像は美しい
M31やM45(プレアデス星団、和名は昴)を撮るようになると秋の訪れを知る


----------------------------------------------------

カメラ SONY α7RM3
鏡 筒  SD81S(リングスペーサーに換装)、SDフラットナーHD+レデューサーHD、625mm×0.79(F7.7→6.1)
赤道儀 SXD2、ノータッチガイド
ISO3200、総露出時間 2158秒(1339秒 + 819秒)、64bit加算処理

2024年08月08日22時29分から 揖斐谷




夜明け前の賑やかな東天




連日体温を超すような猛暑が続いている
気象情報で翌日の予想最高気温が39℃などと報じられると、呆れてしまって笑うしかない

家でのクーラーを一切使わない生活をかれこれ20年続けている
クーラーの風が嫌いで、、などと所詮は強がりの独り言。しかし室温が36.5を表示する室内の寒暖計を見ると、さすがに危険を感じる

ここに来て湿度が下がり、台風の影響か北寄りの風が吹くなど夜は過ごしやすくなってきた
いや、夜は半袖ではいられないほどの寒さを感じる昨今
夏のこの時期はひと晩中の晴天とはいかず、時折雲が覆ったりする。まあ、贅沢は言えない

ペルセ群撮影のため赤道儀2台にカメラ2台をセットし、クッションシートを敷いて山用の寝袋に潜り込む。昼間の暑さからは信じられない涼しさで、気づくと寝てしまう
ふと目を覚ますと天文薄明が始まる直前の時刻だった
夜明け前の東天が実に賑やかで、目が覚めた

山際には8月のオリオンの左腕が姿を見せている。その上には木星と火星が8/15の最接近に向けてどんどん近づいている。火星の右にはおうし座のヒアデス星団。1等星のアルデバランが明るく輝き、それらの上にはM45プレアデス星団(和名は昴)が姿を見せている。左にはぎょしゃ座の1等星カペラも見えている

8/10は伝統的七夕、そして8/15が火星と木星の大接近で約0.3度まで近づく。見かけの満月の幅よりも接近するので見逃せない。また伝統的七夕の8/10はスピカ食が見られる。スピカ食はおとめ座の1等星スピカが月によって隠される「掩蔽」と言う現象で、黄道付近の恒星を対象にときどき起きる。近くにある西南西の高度10度少々という低空なので、揖斐谷ではどうだろうか。月の暗い縁に潜入するのが20時半頃、月の明るい縁から出現するのが20時50分頃

次回のスピカ食は12/25の未明の南東の空。寒い時期だが高度は30度ほどと観察はし易い。スピカは3時過ぎには月に潜入し、4時鍵に月から出現する。ただし下弦を過ぎたばかりの月の明るさは強烈で、肉眼では見にくいかもしれない


----------------------------------------------------

35mm、ISO3200、f1.4、4秒、マニュアルWB、サイトロン スターエンハンサー、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはon、三脚で固定撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 35mm F1.4 GM

2024年8月08日26時47分 (時刻は30時間制)



2024 ペルセウス座流星群 を 撮る -1-




揖斐谷の梅雨明けは他所と変わるものではない。ただ、個人的にはトンネル内の路面の乾き方で梅雨明けを知ることが多い
今年も東海地方の梅雨明けが発表されても、湿度が異様に高い。谷筋には局地的な前線が発生するのだろう、22時頃には全天が雲に覆われて星は何一つ見ることのできない。どうもそれも終わりに近づいているようで、気がつくと路面も乾き始めようやく夏がやってきたかな、と思える夏の夜となった

流星群の巡りには恵まれない2024年だが、唯一といっていい好条件はペルセウス座流星群
極大期が新月であること、極大時刻が日本時間の夜であること、極大の時期に好天であること。これらの条件がまずまず揃うのが2024ペルセウス座流星群。夜でも寒くなくていいのだが、蚊の襲来と熱帯低気圧・台風という予想外の強敵が現れることもある

観察にはできるだけ街明かりが避けられるところがいい
遠征も考えたが、健康状態が良くない。今年になって、いろいろ続いて、未だ気持ちの整理がつかない

ペルセ群はここ数年は悪条件が続いて、ほとんど何も撮れない年が多い。三大流星群のうち、今年まずまずの条件でやってくるのがペルセ群。あまり期待しないでおこうと決めた途端、まさかまさかの、天候の安定が見込めそうな予報。どうか予報通りであってほしい

東天から南天を覆う雲がずっと居座っている。ほぼ無風で、雲は滞留してほとんど動かない。雷鳴こそ聞こえないものの、盛んに発雷している
中央に秋の天の川。天頂近くには夏の大三角の1つ、はくちょう座の1等星デネブ。そこから天の川に沿って下るとカシオペヤ座。同じく秋の星座ペルセウス座が見え始めている。ペルセウス座の二重星団hχも確認できる。カシオペヤ座のすぐ横にはアンドロメダ座大銀河M31も見える。ペガススの四辺形も秋を告げている

ペルセウス座流星群の放射点からM31をかすめて流星が流れた。この時間帯ではまだ放射点が低いため、これからといったところだ
エメラルドグリーンからオレンジ色へと色の変化が美しい。ともかくもペルセ群に属する流星に出会えたことに感謝している

----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、25秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月06日23時35分








8月1日から7日の1週間は 「スター・ウィーク~星空に親しむ週間~」
Star Week のリンクは http://www.starweek.jp/





リーフレット(両面)は こちら

ミニブックは こちら

ミニブックの作り方は こちら





StarWeek
夏の天の川 と みずがめ座δ流星群を撮る





----------------------------------------------------

14mm、ISO1600、f2、20秒、マニュアルWB、LEE SP-31 ソフト №1、Raw
高感度NRはoff、長秒時NRはoff、赤道儀で恒星追尾撮影、揖斐谷
SONY α7RM5 + FE 14mm F1.8 GM

2024年8月01日21時06分